デジタル大辞泉 「中枢」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐すう【中枢】 1 中心となる大切なところ。重要な部分。「経済の中枢をなす」「中枢部」2 「中枢神経系」または「神経中枢」に同じ。「中枢に作用する薬」「感覚中枢」[類語]中核・枢機・枢軸・機軸・枢要・中心・主しゅ・軸じく・要かなめ・柱はしら・中軸・主軸・主体・主力・基幹・根幹・要石かなめいし・大本おおもと・根本・基盤・大根おおね・キーストーン 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「中枢」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐すう【中枢】 〘 名詞 〙 ( 「枢」は戸のくるるで、開閉を自由にする重要なところ )① 中心となるたいせつなところ。重要な部分。枢軸。〔新編教育学(1894)〕[初出の実例]「金融機関の中枢(チウスウ)である取引所を閉鎖せしめた」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉一)[その他の文献]〔太玄経‐周〕② 中央政府の称。〔劉禹錫‐和令狐相公初帰京国言懐詩〕③ =ちゅうすうしんけい(中枢神経)[初出の実例]「尖(とがり)て点(ピント)の如く一中枢(チウスウ)を合成し、其尖点恰(ほどよ)く脳筋衣(なうきんい)に達すれば」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例