新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三嶋一声」の解説
三嶋 一声
ミシマ イッセイ
- 職業
- 歌手
- 本名
- 三野 哲太郎
- 生年月日
- 明治21年 1月
- 出生地
- 京都府 与謝郡伊根町
- 学歴
- 宮津中(宮津高)中退
- 経歴
- 絵の勉強を志し上京後、渡仏。2年間のヨーロッパ放浪を経て第一次大戦の勃発で帰国途中、中国・蘭州で日本の特務機関員と出会い、中国大陸で諜報活動に従事。昭和5年帰国。その慰労歓迎会の席で歌った歌が偶然、作曲家・山田耕筰に認められ、歌手となる。以後西条八十や野口雨情、中山晋平らとコンビを組み、新民謡運動の担い手として活躍。全国各地の民謡100曲近くをレコーディングし、小唄勝太郎と組んで歌った「東京音頭」で一世を風靡した。平成11年「最後のロマン 三嶋一声一生旅」が出版された。
- 没年月日
- 昭和49年 (1974年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報