三年三月(読み)サンネンミツキ

デジタル大辞泉 「三年三月」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐みつき【三年三月】

長い年月をたとえていう語。久しい間。
酒屋の門に―お立ち被遊あそばさいても、あがらぬ酒には酔はぬ道理」〈滑・浮世床・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「三年三月」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐みつき【三年三月】

  1. 〘 名詞 〙 長い年月、久しい期間をたとえていう語。
    1. [初出の実例]「かくてとしつきをふるほどに、三年三月にてさんのひもをときたまふ」(出典:御伽草子・弁慶物語(室町時代小説集所収)(室町末))

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