三文花(読み)さんもんばな

精選版 日本国語大辞典 「三文花」の意味・読み・例文・類語

さんもん‐ばな【三文花】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、一束銭三文で売られた、仏壇墓前などに供える安価な花束
    1. [初出の実例]「徳利に三文花(さんモンハナ)そなへしは内損て死た先の仏へのはむきなるへけれと」(出典洒落本・やまあらし(1808)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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