三文花(読み)さんもんばな

精選版 日本国語大辞典 「三文花」の意味・読み・例文・類語

さんもん‐ばな【三文花】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、一束銭三文で売られた、仏壇墓前などに供える安価な花束
    1. [初出の実例]「徳利に三文花(さんモンハナ)そなへしは内損て死た先の仏へのはむきなるへけれと」(出典洒落本・やまあらし(1808)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む