三日の餠(読み)みかのもち

精選版 日本国語大辞典 「三日の餠」の意味・読み・例文・類語

みか【三日】 の 餠(もち・もちい)

平安時代、結婚後三日目の夜に、帳中新郎新婦が祝って食う餠。四種類の小餠であったらしい。みかのよのもちい。みかよのもち。
※婚礼法式(1784頃か)上・婚迎(古事類苑・礼式一四)「三日の餠の御祝あり、餠をかはらけにもり三方にすゑて、いざなぎのみこと、いざなみのみことにそなへ奉る」

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