帳中(読み)ちょうちゅう

精選版 日本国語大辞典 「帳中」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ちゅうチャウ‥【帳中】

  1. 〘 名詞 〙 室内に垂れ下げた垂幕にかこわれた中。とばりの中。
    1. [初出の実例]「帳中に、犬子不慮之外に入て有を」(出典:江談抄(1111頃)二)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帳中」の読み・字形・画数・意味

【帳中】ちよう(ちやう)ちゆう

とばりの中。〔史記、項羽紀〕項王、則ち夜ちて、帳中に飮す。~乃ち悲歌慷し、自ら詩を爲(つく)る。~歌ふこと數(すうけつ)、美人之れに和す。項王、泣(なみだ)數行下る。

字通「帳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android