三枝蓊(読み)さいぐさ しげる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三枝蓊」の解説

三枝蓊 さいぐさ-しげる

1835-1868 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)6年生まれ。大和(奈良県)浄蓮(じょうれん)寺の住職。文久3年天誅(てんちゅう)組の変に参加し,敗れて因幡(いなば)(鳥取県)にのがれる。慶応4年イギリス公使パークスを京都で襲撃して失敗。捕らえられ,同年3月22日処刑された。34歳。大和出身。名は真洞。僧名は浄尚。号は骨堂,青荷。変名は青木精一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android