三田了一(読み)ミタ リョウイチ

20世紀日本人名事典 「三田了一」の解説

三田 了一
ミタ リョウイチ

昭和期の宗教家 イスラム教徒長老



生年
明治25(1892)年12月19日

没年
昭和58(1983)年5月29日

出生地
山口県下関市

学歴〔年〕
山口高商卒

経歴
昭和16年、満鉄調査部員として中国にいたとき「アラーの神の前にはみな平等」という教義に魅せられてイスラム教徒に。同年中国回教連合会最高顧問就任。20年帰国。関西学院講師、北九州大講師として中国語を教え、26年退職。のち上京し、宗教活動のかたわら、「コーラン」の日本語訳を始め、12年がかりで仕上げた。500字詰め原稿用紙で約3000枚ものこの翻訳は、世界でも初の公認翻訳として承認されている。日本ムスリム協会、イスラム・センター・ジャパン各顧問。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「三田了一」の解説

三田 了一 (みた りょういち)

生年月日:1892年12月19日
昭和時代の宗教家
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android