三番茶(読み)さんばんちゃ

精選版 日本国語大辞典 「三番茶」の意味・読み・例文・類語

さんばん‐ちゃ【三番茶】

〘名〙 二番茶を摘み取った後に出た新芽でつくった茶。茶摘み最後のもので、味、香りともに劣る。
正徹物語(1448‐50頃)下「十服茶などをよく呑みて、宇治茶ならば、三番茶也」

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デジタル大辞泉 「三番茶」の意味・読み・例文・類語

さんばん‐ちゃ【三番茶】

二番茶を摘み取った後に出た新芽で製造した茶。味・香りともに劣る。 春》

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