三番茶(読み)サンバンチャ

デジタル大辞泉 「三番茶」の意味・読み・例文・類語

さんばん‐ちゃ【三番茶】

二番茶を摘み取った後に出た新芽で製造した茶。味・香りともに劣る。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三番茶」の意味・読み・例文・類語

さんばん‐ちゃ【三番茶】

  1. 〘 名詞 〙 二番茶を摘み取った後に出た新芽でつくった茶。茶摘み最後のもので、味、香りともに劣る。
    1. [初出の実例]「十服茶などをよく呑みて、宇治茶ならば、三番茶也」(出典:正徹物語(1448‐50頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android