二番茶(読み)ニバンチャ

デジタル大辞泉 「二番茶」の意味・読み・例文・類語

にばん‐ちゃ【二番茶】

一番茶を摘んだあと、2回目に摘む茶。

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精選版 日本国語大辞典 「二番茶」の意味・読み・例文・類語

にばん‐ちゃ【二番茶】

  1. 〘 名詞 〙 一番茶をつんだあと、第二回目につむ茶。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「茗は、をそき茶ぞ。此(ここ)にての、二番茶ぞ」(出典:三体詩素隠抄(1622)三)

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飲み物がわかる辞典 「二番茶」の解説

にばんちゃ【二番茶】


➀その年、2回目に出てきた新芽で作った茶。茶の木は新しい芽が伸びる時期が年に複数回あり、日本では4月下旬~5月上旬、6月下旬~7月上旬、7月下旬~8月上旬、初秋の4回のところが多いが、その第2期に摘採した茶葉を使用したもの。一番茶にくらべ、茶のうま味成分であるテアニン含有量は少なく、渋味成分であるカテキンの含有量は多い傾向がある。
➁一番茶をいれた後の茶葉が入ったきゅうすに、再び湯を注いでいれた茶。一番茶にくらべ、濃く苦みが強い。⇒一番茶

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