三社川岸(読み)さんじやかわぎし

日本歴史地名大系 「三社川岸」の解説

三社川岸
さんじやかわぎし

[現在地名]金沢市三社町さんじやまち

三社五十人さんじやごじゆうにん町の上通り中ほどから北西に進み、大野庄おおのしよう用水分流に沿って三社宮さんじやみやまえと三社町の境に至る。長さ一町二〇間ほど(皇国地誌)の小路を挟む両側町で、三社河岸とも記した。町名は用水沿いに立地することによると思われる。武家地と町地が混在し、武家地については「三社宮ノ向小路」とよばれた例もある(元禄六年侍帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android