精選版 日本国語大辞典 「三臓円」の意味・読み・例文・類語 さんぞう‐えんサンザウヱン【三臓円】 〘 名詞 〙 江戸時代、気根を強くする民間薬。大坂鰻谷三休橋西へ入、法橋吉野五運調製。江戸本町四丁目酢屋平兵衛の店でも売り出した。[初出の実例]「三臓円(サンゾウエン)と巨勝子円(こしゃうしえん)は、通ひでとて、のませるといふこっちゃわいの」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例