三臓円(読み)さんぞうえん

精選版 日本国語大辞典 「三臓円」の意味・読み・例文・類語

さんぞう‐えんサンザウヱン【三臓円】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代気根を強くする民間薬。大坂鰻谷三休橋西へ入、法橋吉野五運調製。江戸本町四丁目酢屋平兵衛の店でも売り出した。
    1. [初出の実例]「三臓円(サンゾウエン)巨勝子円(こしゃうしえん)は、通ひでとて、のませるといふこっちゃわいの」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む