三臓円(読み)さんぞうえん

精選版 日本国語大辞典 「三臓円」の意味・読み・例文・類語

さんぞう‐えんサンザウヱン【三臓円】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代気根を強くする民間薬。大坂鰻谷三休橋西へ入、法橋吉野五運調製。江戸本町四丁目酢屋平兵衛の店でも売り出した。
    1. [初出の実例]「三臓円(サンゾウエン)巨勝子円(こしゃうしえん)は、通ひでとて、のませるといふこっちゃわいの」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む