三菱樹脂(読み)みつびしじゅし(英語表記)Mitsubishi Plastics, Inc.

日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱樹脂」の解説

三菱樹脂

正式社名「三菱樹脂株式会社」。英文社名「Mitsubishi Plastics, Inc.」。化学工業。昭和21年(1946)「長浜ゴム工業株式会社」設立。同33年(1958)「長浜樹脂株式会社」に改称。同37年(1962)現在の社名に変更。平成20年(2008)「三菱化学ポリエステルフィルム株式会社」「三菱化学産資株式会社」「三菱化学エムケーブイ株式会社」と合併し、統合新社として再スタート。本社は東京都千代田区丸の内。三菱ケミカルホールディングス子会社の合成樹脂製品メーカー。容器包装フィルム・シート、産業・農業資材、管材・土木資材などを製造・販売。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三菱樹脂」の意味・わかりやすい解説

三菱樹脂
みつびしじゅし

化学会社。 1946年三菱化成ほかの出資により設立。当初は長浜ゴム工業と称し,耐油性合成ゴムを生産。 52年から硬質塩化ビニル製品に傾力。 62年現社名に変更し,無可塑塩化ビニルフィルムを生産開始。 66年日本ポリペンコを設立,67年韓国化成に合成樹脂プラント輸出。 72年住宅関連,大気汚染防止装置分野で別会社設立。弱電向け成形品,ICカードなども手がける。売上構成比は,建設関連 47%,流通関連 34%,工業・電子関連 19%。年間売上高 1728億 800万円 (連結。うち輸出3%) ,資本金 215億 300万円,従業員数 2194名 (1999) 。

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