日本歴史地名大系 「三見浦」の解説 三見浦さんみうら 山口県:萩市三見浦[現在地名]萩市三見 三見浦の大部分、および三見 河内(かわち)・三見浦・蔵元(くらもと)・明石(あけいし)・飯井(いい)の各一部三見村の北、日本海に沿う磯浜で、北西海上に浮ぶ鯖(さば)島を含む。西は大津(おおつ)郡三隅(みすみ)村(現三隅町)から東は玉江(たまえ)浦の間の海は三見浦の海で、磯浜の分は浦方、地続き山の分は三見村地方である。浜崎宰判に属した。「地下上申」(元文五年分)で三見村から分れて三見浦となる。総石高六四石余、うち浦屋敷石五石余、海上石五九石余。戸数五七軒、人口二一九人(男一〇二、女一一七)、ほかに船二五艘、大敷網代場が三ヵ所あった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by