三野輪村(読み)みのわむら

日本歴史地名大系 「三野輪村」の解説

三野輪村
みのわむら

[現在地名]内原町三野輪

結城街道の北に位置し、東は水田を隔てて田島たじま村。舌状に南へ延びる台地の東側の付根に立地する。和光院過去帳(和光院文書)の元和四年(一六一八)に「ミノワノカケユ」とあり、この地の人と思われる。寛永二一年(一六四四)の御知行割郷帳には「箕輪村」とあり、高四二石余、うち田二三石余は三ツ取、畠一九石余は三ツ取とあり、旗本陰山四郎兵衛ら三人の給地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android