上らす(読み)のぼらす

精選版 日本国語大辞典 「上らす」の意味・読み・例文・類語

のぼら・す【上】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. のぼす(上)[ 二 ]
  3. のぼす(上)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「随分のぼらして手に入るやうにはなされいで、今宵は振り姿と見えました」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)三)
  4. 感情などを表に表わす。
    1. [初出の実例]「顔に激憤の色をのぼらしてじいっと耐えていた」(出典:富士のみえる村で(1951)〈金達寿〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む