精選版 日本国語大辞典 「上下付」の意味・読み・例文・類語 じょうげ‐づけジャウゲ‥【上下付】 〘 名詞 〙① 冠付系雑俳の一つ。上の五文字と下の五文字が題となり中の七文字が付句となるもの。「うっかりと・我身世にふる・長年季」の類。中入れ。② 折句系雑俳の一つ。与えられた題の二字の仮名を句の初めと終わりに折込むもの。七七の句であること、題の二字を句中に続けて用いてはならないこと、名詞止めとすることの約束がある。漢字題形式の「天地」の変形。「カナ・かた枝に一つ咲く返りばな」の類。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例