上下付(読み)じょうげづけ

精選版 日本国語大辞典 「上下付」の意味・読み・例文・類語

じょうげ‐づけジャウゲ‥【上下付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冠付系雑俳の一つ。上の五文字と下の五文字が題となり中の七文字が付句となるもの。「うっかりと・我身世にふる・長年季」の類。中入れ。
  3. 折句系雑俳の一つ。与えられた題の二字の仮名を句の初めと終わりに折込むもの。七七の句であること、題の二字を句中に続けて用いてはならないこと、名詞止めとすることの約束がある。漢字題形式の「天地」の変形。「カナ・かた枝に一つ咲く返りばな」の類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む