日本歴史地名大系 「上下内野村」の解説 上下内野村かみしもうちのむら 埼玉県:大宮市上下内野村[現在地名]大宮市三橋(みはし)上内野村・内野村の南にある。村の東半は鴨(かも)川の沖積低地、西半は大宮台地の指扇(さしおうぎ)支台にのる。南西部は荒川の沖積低地に面し、その支谷が樹枝状に入込んでいる。村の南東並木(なみき)村との境に蓮(はす)沼があり(風土記稿)、村の中央を与野町への道が通る。郷帳類は下内野村とするが、「風土記稿」などは上下内野村と記す。寛永二年(一六二五)七月安藤次右衛門尉(正珍)は、徳川氏より「内野村」で二〇〇石を宛行われている(記録御用所本古文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by