日本歴史地名大系 「上今泉村」の解説 上今泉村かみいまいずみむら 新潟県:北蒲原郡加治川村上今泉村[現在地名]加治川村上今泉今泉川左岸にあり、東は川口新(かわぐちしん)村・関妻新(せきつましん)村、南は下今泉村(現新発田市)。字下城(げじよう)に戦国時代末期に新発田(しばた)城の支城であった今泉館跡がある。「北国太平記」によれば、新発田重家が上杉景勝に背いた新発田合戦の戦場となり、天正一五年(一五八七)上杉方の手で焼かれた。慶長三年(一五九八)村上藩領となり、正保国絵図に今泉村として村名が載る。寛文一三年(一六七三)の組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)には上今泉村とあり、三日市組に属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by