上仏来山(読み)かんぶくやま

日本歴史地名大系 「上仏来山」の解説

上仏来山
かんぶくやま

標高六八五メートル。現英彦山ひこさん地内にそびえる円錐状の山で、英彦山神宮への石段沿いの集落を見下ろしている。戦国期の合戦の場として知られる。彦山の一四世座主舜有の家督相続をめぐり、秋月氏の三男竹千代を養子に迎えようとした座主側と、弟を座主にしようとした大友義統が対立し、天正七年(一五七九)一〇月八日に大友軍の彦山襲撃があり、彦山衆徒は上仏来山に籠って対抗したという(大友家文書録/彦山編年史料古代中世編、「塵壺集」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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