上八院村(読み)かみはちいんむら

日本歴史地名大系 「上八院村」の解説

上八院村
かみはちいんむら

[現在地名]大木町上八院

蛭池ひるいけ村の西に位置し、西は中八院村(現大川市)、南は八町牟田はつちようむた村、北は横溝よこみぞ村。中世には一帯が八院村と称され、慶長五年(一六〇〇)一〇月には肥前鍋島氏と立花氏の間で八院合戦(江上表の合戦)があった。文禄四年(一五九五)の知行方目録に「八ゐん村」とみえ、高一千四六二石余。当村、中八院村・下八院村(現大川市)にあたるとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android