上南部町・下南部町(かみなんぶちよう・しもなんぶちよう)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「上南部町・下南部町」の解説

[現在地名]伏見区南部町

新町（しんまち）通から西へ二筋目の南北路に面して形成された縦町で、大手筋（おおてすじ）通と毛利橋（もうりばし）通の間に位置する。

伏見城下町時代は、「豊公伏見城ノ図」によると南北路の東西両側とも武家屋敷が並び、北から高橋七兵衛・尼崎十良太・近藤登の三屋敷が南へ一列に並び、西側は南部修理太夫の屋敷が街区の中ほどまでを占め、南北に細長く道路に面して位置する。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...