上善は水のごとし(読み)じょうぜんはみずのごとし

故事成語を知る辞典 「上善は水のごとし」の解説

上善は水のごとし

最高の善を、水の性質にたとえたことば。

[使用例] 同じ佐藤体制の主柱であった福田は、この動きを封ずる訳にもいかず、むしろこれに協力しながら自らの心境を「上善は水の如し」と説明していた[柳川卓也*福田赳夫語録|1984]

[由来] 「老子―八」の一節から。「上善は水のごとし(最高の善は水のようなものである)」のあとに、その理由を「水は善く万物を利して争わず、衆人の悪にくむ所に処おる(水は万物をうまく育むが、上に立とうとはしないで、人々が嫌がる低いところへと流れていく)」からだ、と述べています。

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