上土居村(読み)かみつちいむら

日本歴史地名大系 「上土居村」の解説

上土居村
かみつちいむら

[現在地名]岐阜市上土居一―四丁目・上土居・若福町わかふくちよう

下城田寺しもきだいじ村の東、打越うちこし村の南に位置。村中央を鳥羽とば川が流れ、北東端と北西端に山がある。集落は鳥羽川南、村西部に集まり、富塚とみづかと通称される。土井とも記され、もとは下土居村と一村であった。弘治二年(一五五六)四月二〇日、斎藤范可(義龍)と斎藤道三の土居口の合戦で、桑原甚三は山田惣三郎を討取っており、范可はこれを賞している(「斎藤范可書状」桑原文書)。慶長郷帳に土居村とみえ、高一千二三八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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