上山川村(読み)かみやまかわむら

日本歴史地名大系 「上山川村」の解説

上山川村
かみやまかわむら

[現在地名]結城市上山川

結城本郷ゆうきほんごうの南にあり、東には村の方へ湾曲した鬼怒きぬ川が流れている。結城氏の一族山川氏の本拠地。永禄八年(一五六五)または九年のものと思われる山川氏重等連署寄進状写(結城寺文書)に「上山川之内山王内寺野田間 かす(れ)うへなし合而五十貫文、前々より之処」、天正五年(一五七七)五月の北条氏政書状写(常総遺文)に「然者佐竹義重、上山川迄打着、常州一国之諸士馳集」とみえる。また同一八年九月、豊臣秀吉が山川晴重に安堵した所領のなかに「二百二貫六百文 本郷 かねかつゝミ」(山川修二文書)があるが、本郷は山川氏領の中心、山川本郷を意味し、上山川に小字本郷・本郷前・本郷浦ほんごううらなどが残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む