上平出遺跡（読み）かみひらいでいせき

日本歴史地名大系「上平出遺跡」の解説

[現在地名]小淵沢町宮久保

八ヶ岳南麓にある縄文時代中期―後期、および平安時代の集落跡。中央自動車道建設のため昭和四七年度に発掘調査が行われ、縄文中期の住居跡二軒、後期敷石住居跡一軒、平安時代の住居跡七軒、掘立柱建物跡一棟、土坑一五基などが発見された。土坑からは縄文中期初頭の五領ヶ台式土器や、クリの炭化物が多量に出土した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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