上扶持(読み)うわぶち

精選版 日本国語大辞典 「上扶持」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ぶちうは‥【上扶持】

  1. 〘 名詞 〙 ひとり一日の食料標準にして米で毎月給する祿。扶持米(ふちまい)
    1. [初出の実例]「袋を持せり。其中に上扶持(ウハブチ)はね三升四五合」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む