上斜里村(読み)かみしやりむら

日本歴史地名大系 「上斜里村」の解説

上斜里村
かみしやりむら

[現在地名]斜里しやり郡清里町字上斜里・羽衣町はごろもまち水元町みずもとまち・字向陽こうよう札弦町さつつるまち緑町みどりまち・字神威かむい・字青葉あおば・字川向かわむかい・字清泉きよいずみ・字江南こうなん

昭和一八年(一九四三)から同三〇年まで存続した斜里郡の村。同一八年四月一日、斜里郡斜里町から大字斜里村、同郡小清水こしみず村から大字止別村やんべつむらの各一部が分離して一級町村上斜里村が成立。上斜里の村名は中心となった字名により付けられた。成立時の戸口は一千一三八戸・六千八八一人であったが(清里町史)、同二五年の国勢調査では一千七九八戸・一万三二六人(男五千一四三・女五千一八三)に増加した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の上斜里村の言及

【清里[町]】より

…人口5705(1995)。1943年斜里町と小清水村から分村して上斜里村となり,55年町制施行に際して小清水と斜里から各1字をとって清里町とした。斜里岳(1547m)の西斜面を占め,斜里川沿いに釧網本線が通じている。…

※「上斜里村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」