清里町(読み)きよさとちよう

日本歴史地名大系 「清里町」の解説

清里町
きよさとちよう

面積:四〇二・七四平方キロ

昭和三〇年(一九五五)八月一日、斜里しやり郡上斜里村が町制施行と同時に名称変更して成立。網走支庁東部、斜里郡の南東部に位置し、南は斜里岳・サマッケヌプリ山(一〇六二・五メートル)から釧路支庁川上かわかみ弟子屈てしかが町にある摩周ましゆう湖の外輪山を経て野上のがみ峠に至る山岳地帯で、根室支庁標津しべつ郡中標津町および弟子屈町と接する。北部は斜里平野に広がる畑作地帯で、北東は斜里郡斜里町、北西は同郡小清水こしみず町。清里の町名は母村となった斜里と小清水の文字を一字ずつ採って付けられた。南部を西へ流れたのちほぼ北流する斜里川と支流エトンビ川・札鶴さつつる川などの中・上流域にあたり、斜里川中流域に中心市街地が形成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清里町」の意味・わかりやすい解説

清里〔町〕
きよさと

北海道東部にある町。 1955年上斜里村から改称して町制。南東部は斜里岳 (1545m) がそびえる知床山地,北部は斜里川に沿って沖積低地が開ける。テンサイ,ジャガイモの主産地で,肉牛乳牛養豚などの畜産も行われる。斜里岳の登山口。斜里岳一帯は,斜里岳道立自然公園に属する。 JR釧網本線が通る。面積 402.76km2人口 3883(2020)。

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