上春郷(読み)かみはるごう

日本歴史地名大系 「上春郷」の解説

上春郷
かみはるごう

和名抄」高山寺本・東急本・元和古活字本のいずれも訓を欠く。郷名の初見は、八世紀中頃の貢進仕丁歴名帳(正倉院丹裏古文書)のなかに「凡人部大足年十九尾張国丹羽郡上春郷戸主少初位上凡人部安麻呂戸口」とあるもので、当郷の住人として郷戸主少初位上凡人部安麻呂およびその戸口凡人部大足の名が知られる。この歴名帳は、外包紙に天平勝宝五年(七五三)年紀をもつ丹斤量定文の内包紙に記されているもので、年次は、この年か、もしくはそれを遠くさかのぼらない頃のものであろう。

郷域について、「大日本地名辞書」は春部かすがべ郡の北に位置する上春日部郷の意と考え、現一宮市丹陽たんよう町および岩倉市南部をそれにあてる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む