上望陀村(読み)かみもうだむら

日本歴史地名大系 「上望陀村」の解説

上望陀村
かみもうだむら

[現在地名]木更津市上望陀

下望陀村の東にある。寛永三年(一六二六)田畑屋敷高辻帳に村名がみえ、高二三〇石余、田一八町九反余・畑屋敷四町九反余。元禄郷帳では高二五四石余。享保五年(一七二〇)には旗本佐野・堀田・青沼・鈴木の四家領(「取替証文」島村家文書)。慶応二年(一八六六)の組合村々書上では下望陀村と合せて望陀村とあるが、上望陀村分は前掲四家領で、家数三〇・人数一四六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android