上条牧(読み)かみじようのまき

日本歴史地名大系 「上条牧」の解説

上条牧
かみじようのまき

鎌倉時代初め頃、高社こうしや山南麓一帯には、笠原かさはら南条みなみじよう・同北条きたじようが展開していた。夜間瀬よませ(もと夜交)地方は笠原北条で、これが更に上下条と第二次の発展を遂げた。当初の上条の地頭は不明であるが、後に高梨氏の支配する所となった。ところが、至徳二年(一三八五)二月市河頼房が新守護斯波義種から次のようにその地頭職を与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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