日本歴史地名大系 「上殿村」の解説 上殿村かみどのむら 栃木県:鹿沼市上殿村[現在地名]鹿沼市上殿町黒(くろ)川がやや東寄りを南流。南は樅山(もみやま)村・日光奈良部(につこうならぶ)村、東は茂呂(もろ)村、北は押原(おしはら)村。西端を壬生(みぶ)通が南北に走る。慶安郷帳に「神殿村」とみえ、田三〇〇石余・畑三八九石余。元禄郷帳では上殿村と記される。寛永一二年(一六三五)から阿部重次領、慶安元年(一六四八)武蔵岩槻藩領となる。元禄郷帳では旗本水野・蜷川・小坂・打越領など旗本七給。天保九年(一八三八)の諸商渡世向書上帳(鹿沼市立図書館蔵)によれば蜷川氏を除く旗本六給で、幕末も同じ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by