上毛野滋子(読み)かみつけのの しげこ

朝日日本歴史人物事典 「上毛野滋子」の解説

上毛野滋子

没年:寛平9.11(897)
生年:生年不詳
平安前期の女官。正三位典侍(従三位とも)。太政大臣藤原良房家の女房頭から,後宮に出仕し,良房の娘で太皇太后の明子付き女官となる。常に明子に従い後宮次官として活躍した。

(服藤早苗)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android