日本歴史地名大系 「上池守村」の解説 上池守村かみいけもりむら 埼玉県:行田市上池守村[現在地名]行田市上池守北は星(ほし)川を隔てて下川上(しもかわかみ)村(現熊谷市)、南は中里(なかざと)・皿尾(さらお)の両村、東は中池守村・下池守村。条里遺構が地下に埋没している。中世には中・下の池守村とともに池守郷に含まれた。観応三年(一三五二)七月二日、室町幕府管領・武蔵守護仁木頼章は足利尊氏の命により池守郷および大里郡久下(くげ)郷内宇波五郎入道・同七郎等跡(現熊谷市)地頭職を、久下弾正忠頼に引渡すよう仁木義氏に命じている(「仁木頼章奉書」久下文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by