上泊3遺跡(読み)うえどまりさんいせき

日本歴史地名大系 「上泊3遺跡」の解説

上泊3遺跡
うえどまりさんいせき

[現在地名]礼文郡礼文町大字船泊村 ヲチカフナイ

礼文島東海岸の北部、標高二〇メートル弱の幌泊ほろどまり段丘上にある。昭和五九年(一九八四)東上泊・上泊3・上泊4各遺跡の発掘調査が北海道埋蔵文化財センターによって行われた。このうち上泊3遺跡からは円筒上層式土器や天神山式土器を伴う縄文時代中期の住居跡五軒・土壙一四基・石組炉一基・焼土五七ヵ所、廃棄場一ヵ所などが検出され、縄文中期の集落跡であることがわかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む