上海老村(読み)かみえびむら

日本歴史地名大系 「上海老村」の解説

上海老村
かみえびむら

[現在地名]鹿島町北海老きたえび

北海老村の南に位置し、東は下海老村、南は北右田きたみぎた村、西は南屋形みなみやかた村。上蛯・上分南蝦とも記す。江戸初期には海老村のうちで、明暦二年(一六五六)に北海老村と南海老村が成立(相馬藩政史)元禄(一六八八―一七〇四)以降まで南海老村として推移するが、のち上海老村と下海老村に分村したと考えられる。「奥相志」は南海老村とも記すが、同書に記される地名(字名)はほとんどが現在の北海老に入っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android