上渋佐村(読み)かみしぶさむら

日本歴史地名大系 「上渋佐村」の解説

上渋佐村
かみしぶさむら

[現在地名]原町市上渋佐

東流する新田にいだ川の南岸に位置し、西は桜井さくらい村、南は北原きたはら村・萱浜かいばま村。「奥相志」に「地勢平坦南に原野あり、(中略)野馬除の堤あり」とある。延文三年(一三五八)一一月二〇日の相馬親胤譲状(相馬文書)行方なめかた郡内の当知行地として「内山総三村付浜」がみえ、親胤の嫡子胤頼に太田おおた村などとともに譲られているが、総三を渋佐のこととして、現在の上渋佐および海岸部の下渋佐に比定する説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む