上田遺跡(読み)かみだいせき

日本歴史地名大系 「上田遺跡」の解説

上田遺跡
かみだいせき

[現在地名]那須町富岡

くろ川左岸の低丘陵の標高三〇〇メートルにあり、山地の裾が舌状に突出した緩斜面にのる。北・西・南の三方湿田に囲まれ、東だけが山に続くという良好な立地で、湿田面からの比高は南で三メートル、西から北にかけて七メートル、縄文早期後葉(子母口期)と弥生中期の重複遺跡。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android