上相場村(読み)かみあいばむら

日本歴史地名大系 「上相場村」の解説

上相場村
かみあいばむら

[現在地名]藤原町上相場

員弁川の支流相場川の東岸、長尾ながお村の北に位置する。中世には伊勢神宮領饗庭あえば御厨があった(→下相場村。江戸時代を通じて桑名藩領。慶安郷帳(明大刑博蔵)元禄郷帳には当村の枝郷として米野こめの村が高付されているが、これは天明四年(一七八四)手控帳では、村高から当村に組込まれていることが知られ、文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳に「枝郷米野 家数三十軒」とあり、以後明治に至っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む