上腕骨外科頸骨折(読み)じょうわんこつげかけいこっせつ(その他表記)surgical neck fracture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上腕骨外科頸骨折」の意味・わかりやすい解説

上腕骨外科頸骨折
じょうわんこつげかけいこっせつ
surgical neck fracture

上腕骨骨頭と大・小結節を結ぶ線との間の部分を外科頸といい,この部位の骨折をさす。上腕骨の近位部に起る骨折のなかで,この外科頸部の骨折が最も多い。転倒して手や肘をつくときに起り,老人に多い。近くを走る大血管神経骨片によって損傷することもある。治療にはギプス固定,ギプス固定して首から吊下げるハンギングキャスト法,牽引療法,骨接合術などが行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む