上身(読み)ウワミ

デジタル大辞泉 「上身」の意味・読み・例文・類語

うわ‐み〔うは‐〕【上身】

魚をまな板にのせたときに、上になったほうの肉。⇔下身したみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上身」の意味・読み・例文・類語

うわ‐みうは‥【上身】

  1. 〘 名詞 〙 魚をまないたに載せたときに上になった方の肉。⇔下身(したみ)
    1. [初出の実例]「二のかたなにてうわみをおろし」(出典:虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初))

あげ‐み【上身】

  1. 〘 名詞 〙 刀の柄に入る部分先端を切り詰めて、刀身を短くすること。また、そのもの。〔両京俚言考(1868‐70頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android