上身(読み)うわみ

精選版 日本国語大辞典 「上身」の意味・読み・例文・類語

うわ‐み うは‥【上身】

〘名〙 魚をまないたに載せたときに上になった方の肉。⇔下身(したみ)
※虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「二のかたなにてうわみをおろし」

あげ‐み【上身】

〘名〙 刀の柄に入る部分先端を切り詰めて、刀身を短くすること。また、そのもの。〔両京俚言考(1868‐70頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「上身」の意味・読み・例文・類語

うわ‐み〔うは‐〕【上身】

魚をまな板にのせたときに、上になったほうの肉。⇔下身したみ

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