上郷地村(読み)かみごうじむら

日本歴史地名大系 「上郷地村」の解説

上郷地村
かみごうじむら

[現在地名]鴻巣市郷地

安養寺あんようじ村の東、元荒川左岸の低地にある。南は同川を隔て足立郡鴻巣宿。埼玉郡菖蒲しようぶ領に属する(風土記稿)。江戸初期は東隣下郷地村一村で郷地村を形成、寛永八年(一六三一)検地帳(肥留川家文書)には「騎西郡菖蒲郷地村」とある。元禄年中(一六八八―一七〇四)までに上・下に分村した。その後も一括して郷地村とよばれることも多い。田園簿では郷地村とあり、高九七三石、田九七町八反余・畑三七町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android