上金倉村(読み)かみかなくらむら

日本歴史地名大系 「上金倉村」の解説

上金倉村
かみかなくらむら

[現在地名]丸亀市金倉町かなくらちよう

町新田まちしんでん村の西、丸亀城西南に位置し、村内を金倉川が北流する。南は高松藩領境、西は多度津藩領境。北に隣接する下金倉村とともに古代那珂なか郡金倉郷(和名抄)の遺称地で、中世には金倉上かなくらかみ庄が成立した。中府なかぶ村に向かう伊予街道が通る。寛永国絵図に村名がみえ、下金倉・河東かわひがしとともに金倉村(一千三三六石)に所属。寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では七一二石余、うち新田九七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android