下中之郷町(読み)しもなかのごうまち

日本歴史地名大系 「下中之郷町」の解説

下中之郷町
しもなかのごうまち

[現在地名]伊勢市みや町一―二丁目

八日市場ようかいちば町の北にある。神宮への道のほかに川崎かわさき村への近道と、北の高向たかぶく(現度会郡御薗村)への道が通じる。慶長九年(一六〇四)から元和二年(一六一六)までの山田奉行日向半兵衛正成の役宅があった。寛永二〇年(一六四三)の内外宮領図(神宮文庫蔵)裏書によれば家数五〇二、人数一千九六二。「伊勢山田戸口増減」によれば、寛文一〇年(一六七〇)には「本家三百五拾六軒、隠居後家寡百七拾二軒、寺大小廿六ケ寺、合五百五拾四軒」で、文政元年(一八一八)には家数二三六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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