下井沢新村(読み)しもいさわしんむら

日本歴史地名大系 「下井沢新村」の解説

下井沢新村
しもいさわしんむら

[現在地名]婦中町地角じかく

神通川中流左岸に位置し、すぐ西をうしくび用水が流れる。東は道喜島どうきじま村、西は牛ヶ首用水を挟んで広田ひろた村。下井沢村の枝村(婦負郡志)元禄郷帳では高二〇七石余。享保六年(一七二一)の高二三四石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高二三四石余・定免三ツ六歩、新田高二一石余・平均免四歩余、小物成は鱒川役二匁六分・川原役一分八厘(高物成品々手鏡)。文政八年(一八二五)には奥田組に属した。幕末には古高二四〇石余・免三ツ七歩、畑作古高二七石余・免一ツ二歩、銀納林一匁(古高免小物成銀等書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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