下八院村(読み)しもばちいんむら

日本歴史地名大系 「下八院村」の解説

下八院村
しもばちいんむら

[現在地名]大川市下八院しもはちいん

中八院村の西に位置し、南は本木室ほんぎむろ村、北は下白垣しもしらかき村。中世から近世初期まで八院村と称した。「寛文朱印留」に下八院村とある。本高は一九二石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高一九〇石・役高二一二石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高二一三石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一二町余・開田五反余・畑田一反余・畑一反余・居屋敷一反余。旧高旧領取調帳の高三〇八石余。幕末に広松光則が寺子屋を開設した(新考三潴郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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