下卑る(読み)ゲビル

デジタル大辞泉 「下卑る」の意味・読み・例文・類語

げ・びる【下卑る】

[動バ上一]《「」に接尾語「びる」の付いたもの。「卑」は当て字言動が下品になる。下劣に見える。「―・びた話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下卑る」の意味・読み・例文・類語

げ‐・びる【下卑】

  1. 〘 自動詞 バ上一 〙 ( 「びる」は接尾語。「卑」はあて字 ) いやしく下品に見える。下品である。
    1. [初出の実例]「無下にげびておそれや候はんずらん」(出典:十訓抄(1252)七)
    2. 「難波屋の家に疵付るか、げびた奴めと叱られてかぶりふり」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む