下卑る(読み)ゲビル

デジタル大辞泉 「下卑る」の意味・読み・例文・類語

げ・びる【下卑る】

[動バ上一]《「」に接尾語「びる」の付いたもの。「卑」は当て字言動が下品になる。下劣に見える。「―・びた話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下卑る」の意味・読み・例文・類語

げ‐・びる【下卑】

  1. 〘 自動詞 バ上一 〙 ( 「びる」は接尾語。「卑」はあて字 ) いやしく下品に見える。下品である。
    1. [初出の実例]「無下にげびておそれや候はんずらん」(出典:十訓抄(1252)七)
    2. 「難波屋の家に疵付るか、げびた奴めと叱られてかぶりふり」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上)

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