下古和村
しもこわむら
[現在地名]三隅町下古和
現三隅町の南部に位置し、北は河内村・黒沢村、東は黒沢村、西は矢原村、南は上古和村。中心地で井川川・矢原川が三隅川に合流する。三隅川流域に用土原・下古和原・万ノ亀原・堂ノ原・井手が原・土居が原などの平坦地があり水田が開ける。古くは上古和村と一村であったという。永正一二年(一五一五)六月二六日、「古和要害」攻撃に派遣された三隅興兼の部将肥塚忠久は、益田宗兼の部将河巻某との間で合戦となっている(同月二八日「三隅興兼感状」肥塚家文書など)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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