下寺内村(読み)しもじないむら

日本歴史地名大系 「下寺内村」の解説

下寺内村
しもじないむら

[現在地名]新発田市下寺内

上寺内村の西、寺内川下流右岸に位置し、寺内川は当村西方で坂井さかい川に合流する。集落東北部の字上野うえのと、川の合流点に近い字たてまえには中世の館跡があった。近世ははじめ村上藩領で、上寺内村の枝郷であった。万治二年(一六五九)検地帳(新発田市史資料)によると田六町八反余で八七石一斗余、畑六町四反余で二七石五斗余であるが、山畑がかなりある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android